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チャイナエアライン(CI)とシンガポールのタイガーエア(TR)は12月16日、共同で台湾初のLCCを設立すると発表した。

チャイナエアライン(CI)とシンガポールのタイガーエア(TR)は12月16日、共同で台湾初のLCCを設立すると発表した。2社でジョイントベンチャー契約を締結し、「タイガーエア台湾」を設立し、2014年末に就航する予定だ。

 新LCCはタイガーエアのブランドで運航。就航予定地域は北東・東南アジア、香港、マカオ、大陸中国の予定。CIマーケティング部によると国際線の運航が主力で、日本も就航先として検討にあがっているという。航空券の販売はTRのウェブサイトでおこなう予定だ。

 タイガーエア台湾の資本金は20億台湾ドルを予定しており、株式はCIグループが90%、タイガーエアが10%を保有。運航機材は未定だという。

 同社によると、台湾のLCCは今回のタイガーエア台湾が初めて。CIの既存路線との需要の奪い合いの可能性については「可能性はあるが、台湾初のLCCを作るということに意義がある」との考えだ。また、TRは「JV事業により、台湾や日本、韓国の新しい市場で(TRの)プレゼンスが拡大できる」とコメントを発表している。

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 CIは航空機75機で国際線、国内線合わせて109都市に就航しており、日本/台湾線を週144便運航。成田/ホノルル線、関空/ニューヨーク線も運航中だ。一方、TRは2004年設立のLCCで、現在「タイガーエアシンガポール」「タイガーエアオーストラリア」「タイガーエアフィリピン」「タイガーエアマンダラ」で13ヶ国50都市以上に就航。航空機はエアバスA320型機50機を保有している。なお、2013年7月3日にブランドを刷新し、「タイガー・エアウェイズ」からブランド名を「タイガーエア」に変更している。